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3次元降雨分布と3次元雷標定装置によって関東で発生した非常に激しい積乱雲の可視化に成功しました。上昇気流に伴って雷放電が非常に多く発生していることがわかります。今後はこのような高密度かつ高精度な観測データと機械学習の融合により,豪雨予測につなげていきたいと考えています

update: 2021/01/20

今年の夏に関東圏で発生した落雷を3次元雷標定装置によって可視化しました。雲の中から伸びた放電路が地上とつながることで落雷が発生したことがよくわかります。このような落雷は発達した積乱雲でみられるため、気象災害予測技術に応用できるのではないかと研究を進めています。

update: 2021/01/20

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芳原・菊池研の学生さんの協力により、今年の夏に関東圏内に広域3次元雷標定装置の設置(写真)を行いました。我々の研究室では関東圏では5基の設置を終えました。共同研究先のJAXA様の観測装置8基を含めると計13基を用いた非常に高精度な雷観測網が構築されました。今後データ解析を通して豪雨災害との関連性について調べていきます。

update: 2020/10/16

現在,2019年9月9日に関東地方に上陸した台風15号の解析を行っています。台風15号は特に強風被害を多く引き起こしました。以下の解析結果は最新型のマルチパラメータフェーズドアレイレーダで観測された台風15号です。午前4時から2時間分の台風の様子で,30秒ごとに更新されています。(高度4kmでカットした水平分布となっています。)

今後は豪雨や強風を引き起こす原因などについて解析を進めていく方針です。

update: 2022/04/28

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